プロローグ

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「ここが、大中学園か…」 今年の4月、俺はこの私立大中学園高等部へと入学した。 この学校はすぐそばには海があり比較的山あいの町にある自然豊かな学校である。 5年ほど前までは女子校だったため、現在も女子の割合が高い。 俺がこの学園へ入学した理由… それはこの学園で甲子園を目指すためだ。 だが、この学園は強豪校どころか、人数もまともに揃わない超が着くほどの弱小チーム。 顧問も野球の経験など全く無い。 俺も強豪校から誘いが来るほどの選手では無かった。 その無念を晴らすために下剋上をしに来たのだ。
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