本当の本当の真実

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「すみません奥様…少しお時間いただけませんか…?お話が…」 悪いことをするわけでもないのに 冷や汗が背中を伝う。 「えぇ、いいわよ 私も話があったのよ」 といって 奥様は奥のお部屋に手招きされた。 なぜだろう。 悪い予感がする。 どうか…願いが叶いますようにと 不安感を消すためになんども祈った。 最後にちらりと お嬢様と琴音を目に焼き付けて 扉を閉めた。
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