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その後、生徒会長や新入生代表が話してから入学式が終わり、各自の教室に向かった。
アルスは1-Cと書かれたプレートのある教室に入り、好きな席に座ってもいいということが黒板に書いていたので、窓側の一番後ろの席に座って、担任が来るのを待っていた。
(.....あまり学校に来たくは無かったな...)
アルスにとって学校は苦痛のようだ。
まあ、大抵はそうなんだが、アルスの場合は他とは少し違うだろう。
「おし、お前ら席に座れ。」
暫くして、担任の先生らしき人が入ってきた。
先生ははじめに壇上にのぼっただるそうにしていた人だった。
「よし、座ったな、
俺の名前はブランク=マグナル、
気軽にブランク先生と呼んでくれ。」
そう言ってブランクは生徒達を見渡す。
「よし、自己紹介をしてもらうか...
じゃあ、廊下の窓側の奴から前にでて名前、魔力量、趣味など適当に言ってくれ。」
ブランクはそう言って席に座った。
(うん、今年は結構ランクが高いのが多そうだな.....まあ、少し気になる奴もいるが.....)
ブランクは生徒達の自己紹介を聞きながら、少し視線をアルスに向けていた....
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