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一任務一
(G目線)
G;確か…この通気孔をくぐるんだよな?
D;そうですよ
ナックル;こんな通気孔を通れるのか?
G;うーん…Dならまだしも、俺やナックルは分からんな…D、悪いがどのくらいあるのか見てきてくれるか?
D;わかりました、広い道を見つければ戻りますね
G;あぁ、ありがとうな、D。
ナックル;おお、すまん。恩に着る。
D;ヌフフ、了解しました。
そういうと、Dは通気孔によじ登り進み始めた。
それを見送ると、床に座って、Dの帰りを待つ。
G;はあ…
気長に待つと三分ぐらいして戻って来た。
ナックル;おぉ、どうだった?
D;ここから右に曲がったらすぐに大通りに出ますよ。
G;そうか、ありがとう。ナックル、少しぐらいなら行けそうか?
ナックル;まあ、少しぐらいなら…
さて、ナックルの了解も得たし、
G;行くぞ
そういって何とか隙間を通る。
しばらくすると、本当に右に曲がる所があり、また進むと広い部屋に出た。
敵1;なっ!? 敵だー!
G;ちっ…戦闘か…
D;ですね
弾丸が頬をかすめる。俺は銃を取り出し、相手に反撃する。Dが相手に幻覚を見せてくれたおかげで手っ取り早くすんだ。
ナックル;さて、進むか。
D;おや?
G;どうした?
D;こいつ…ボスでは?
Dが床に倒れてる奴を指さす。
G;あ…
いつの間にか殺してしまっていたのだ。
G;任務完了だな。退散するぞ。
D;了解しました。
ナックル;究極にわかったぞ!
その時…
ランポウ;何でランポウさんがわざわざお迎えに行かなきゃいけないものね…
アラウディ;君だけじゃ無い。僕だってだるいのは一緒だよ
聞き覚えのある声だ。
ガラッ
勢いよく扉が開かれる。そこにはもう春になりかけなのにまだロングコートを着ている奴と、対象的に、半袖の奴がいた。
G;何しに来たんだ?
ランポウ;ジョットに頼まれたんだものね…
アラウディ;それで、迎えに来たって訳
ナックル;もう究極に任務は終わったぞ!
G;今から帰ろうとしていた所だ。
ランポウ;なら帰るものね
G;あぁ、そうだな。
そういって元来た道を戻る。アジトの外に出ると、俺らのアジトに戻った。
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