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ーーーーーー三日後…。
「んで…何でまだいやがる。
それになんで、ここに住み着いてんだよ!!!」
神とかなんとかぬかす女が…「夢乃ちゃん?今聞き捨てならぬ言葉が…」
…千羅という、凄く美しい神様がきてから三日という日が過ぎた。
これといった変化はなく、ただ千羅が此処に住み着いた事だけだった。
そんな三日経ったある日の事。
それは怒鳴り声から始まった。
「…左之ぉぉぉおぉぉおぉぉぉおぉぉ!!!」
目玉が飛び出るかと思った。
何故…あの冷静な斎藤が、あんなに叫んでいるのか…あり得ねぇ…。
これは夢なのか…そうだ、夢だ。
「現実逃避ね…夢じゃないわ。」
やっぱり…夢じゃないのか…。
「はっ、はははは一ちゃん!!!
悪かったって、本当にごめんって!」
あれだけ斎藤が、怒り狂うって事は…相当何かやらかしたんだな…。
それもとんでもないほどの事を。
「左之!!!今日という…今日は…。
死んで詫びをいれぬかぁぁぁあっ!!!」
「悪かったって!」
いつもとあり得ねぇ程違う斎藤に、一同が事の成り行きを見守った。
…いや、正しくいえば動けなかった。
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