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「どうしたのかしらね?」
それがわかってたら苦労しねぇよ。
「だから、心の声駄々漏れよ。」
もうこの際どうだっていい。
とりあえず、どうして斎藤が…あのいつも大人しい斎藤がキレてるのか。
それが知りたい。
「悪かったって言ってるだろっ!?」
「今すぐ腹を斬れ!
それが出来ぬならば、死ねぇぇぇえっ!」
「どっちも一緒だから!」
平助が斎藤を羽交い締めにし、永倉と高杉が仲介に入っている。
…俺だけだろうか?
永倉と高杉が仲介に入っても、逆に事態を悪化させるだけな気がするのだが。
「それは私も一緒。」
…やっぱり、そうだよな。
「どうしたんだよ、一。」
高杉が斎藤に問いかける。
やめといた方が身のた…
ガンッ
「ぐはっ!!!」
既に時遅しってか?
高杉、戦闘不能…床にふしてらぁ。
「総司、斎藤どうしたんだ?」
丁度傍にいた総司に事情を聴く。
内容はこうだった…。
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