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〈花畑〉
銀狼「な、何だよ…これ?クロウ兄ちゃんの墓。」
凛「狼さーん。」
銀狼「げっ!」
凛「やっと追い付いた。」
銀狼「おい!人間!これ何だ!」
凛「ああ。私が作った花畑だよ?綺麗でしょう?」
銀狼「そうか、そうか。綺麗だなってちっがーーう!この墓だ!」
凛「………。(一瞬寂しそうな顔をし)この墓はクロウの墓よ。」
銀狼「やっぱり、死んだんだ。村で風の噂で兄ちゃんが死んだと聞いて、出てきたんだ。けど…」
凛「こっちの村人に怪我をさせられたと。」
銀狼「(頷き)」
凛「そう、もう大丈夫よ。私達は何もしないわ。安心して。(優しく抱き締めて)」
銀狼「~~~~うっ…ヒック。」
凛「よしよし。(頭を撫でて)」
10分後
銀狼「所であんた兄ちゃんの何?」
凛「え!?////えっと…、その…////」
勠「恋人だ。」
銀狼「へー。姉ちゃんやるね♪兄ちゃんは狼と人嫌いだったのに。」
凛「でも最初は嫌っていたわよ?」
銀狼「ふーん。あんた名前は?」
凛「凛よ。よろしく♪」
ミロウ「俺はミロウ!あんた達を兄ちゃんの変わりに守ってやるよ!」
凛「良いの?有り難う!」
ミロウ「おう!」
凛達は、何事もなくいつまでも暮らしていたとさ
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