学校。

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ぼんやりと足を動かしながら、学校へと向かう。 自転車通学が許されているが、自宅からそれほど距離もないので、歩いて通っていた。 自転車で通わない理由はもう一つあるが、それは親には隠している。 苛め 学校とは、切っても切り離せない現象。 珍しく見つけた、『お気に入り』。 どちらかと言えば地味系が好きなぼくが、蛍光色の黄緑を気に入り、買ってもらった。 そんなお気に入りを、わざわざ壊されに学校に持っていく道理はない。
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