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志帆に会わせる前にちょっと志帆を驚かせてみよう。オペレーションコード「志帆驚かせ作戦」…通称S.O作戦だ。(短縮しただけ)
よく聞け!作戦の説明をする!まず柏木家のチャイムを押す!
「志帆ー!俺だー!悪いけどカギをあけてくれ!今日カギを忘れてさぁ!」
もちろんカギを忘れる訳はないけど、そこはまだオツムが足りてない志帆にはわかるまい!怒りに任せた志帆はもちろんカギを開けに来る!
「バカキモ変態兄貴!なんでカギ忘れてくわけ!?」
ガチャ!
「…あ…あれ…」
フフフ…!志帆はそこで目にするだろう…!玄関にいるのは俺ではなく不機嫌な顔をしたレイチェルを!
「あっ!?い、いちご大福の…外人…!?」
「…un~……」
そして志帆は恐怖するに違いない…!「まさか!いちご大福をくれなかった事への報復に来たのか!?」と…!
「…志帆!お兄チャンを大切にシナイ悪い子ネ!」
「えっ?!」
「お兄チャン志帆嫌いニなりソウヨ!」
「えっ…と…?」
うんうん…!レイチェルに言われて志帆は混乱しているなぁ…!さて、そろそろネタばらしするか。
「よう!」
「あっ…!えっ…!?あ、兄…貴…?」
「あっははは!かかったなぁ!志帆!」
「えっ…?」
「Hi♪」
「この人…ダレ…?」
「彼女はレイチェル。俺の友達だよ。」
「ヨロシくネ♪」
「は、はい…どうも…」
いつになく志帆は素直になってるなぁ…!さて、そろそろレイチェルを家に上げるかな。もちろん通すは俺の哲学の部屋、マイルームだ!
「ここガユウトサンの部屋デスネ!?…キレイにシテマス!」
「そうでもないって…」
…制服着ての三角座りはヤバいよコレ!スカートから覗く太もも…!ああ…ちくしょう…!レイチェルが座っている座布団になりたい…!
「ユウトサン…?」
「ん…?ああ!いや…!なんでもないよ!」
「?そうデスカ…?」
「もちろん!」
「…?」
ヤバいヤバい…何とか俺の魂を押さえたぞ…!でもこれ以上はマズイ…なんとか話を変えないと…
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