第3章「想いよ届け!愛の告白電磁砲(ラブラブレールガン)」

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「行くよ?!せぇーの!」 「「なぜ?なに?教えて!志帆リン♪」」 「アメリカってゆう国はファッションの先進国の1つでもあるの。イタリアやフランスは独自性や優美性、大人でシックな感じなの。その分、似合う人は限られちゃうけど、アメリカは「誰にでも着こなせるコーディネート」が主流ね。子供用のファッションも力を入れてるよ。」 「へぇー…」 「例えばこれ、いい?兄貴の勝負服は2000円Gパンに980円のポロシャツよね?靴とか含めたら総額3500円~5000円くらいかな。」 「値段を言うな値段を!」 「次はこれを見て。」 「おぉー、やっぱりモデルが着たら似合うんだなぁ」 「この服全部でいくらくらいだと思う?」 「んー…結構高いだろ…?」 「ハズレ。アクセとかも含めて全部で1万円なの!」 「マジでか!?でも…こうゆうのはモデルの人が着るからであって…」 「だぁーから!アメリカのファッションは!?」 「誰でも着こなせるコーディネート…」 「そう!てなわけで!明日はあたしに付き合って!あたしがバッチリ兄貴をコーディネートしてあげる!」 読者モデルってのはすごいなぁ。まさに脱帽。志帆は俺の体格や寸法を図り、何やらメモをしていた。 「よし!これで明日を待つだけね!」 「よっしゃあ!なんかやる気出てきたぜ!」 …翌日… 俺は志帆と何年か振りに買い物へ。街行く人は志帆を見てなにやらひそひそ言ってる。そして俺に目を向けるとひそひそがざわざわに。 「な、なあ志帆…?」 「なに?」 「…すごく見られておりますが?」 「いーの。今はオフなんだから」 「そうだな…よし!じゃあまずは何から買「きゃああぁあ~!志帆りん♪」 「うぇ…」 「志帆りんじゃね?!えっ!?志帆りんだよね?!やっべー!マジかわいいんですけど!?ねぇ!写メ写メ!写メいい!?」 頭の悪そうな奴らが来た。志帆を見るなり携帯を取り出して写メを取り出す。志帆は困惑していた。何者だろうと志帆を困らせる奴は許せない。 「はっ?!ちょっ…!てめぇ何すんだよ!」 「マジ意味わかんねぇすけど!」
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