第3章「想いよ届け!愛の告白電磁砲(ラブラブレールガン)」

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(志帆メモ) 「えっと?待ち合わせには…」 (いい?待ち合わせ場所には必ず30分前には行くの。女の子の方は15分前くらいに来るから、それより早くね。) 「よし!30分前だ!」 いよいよだ。俺はレイチェルに告白する為にデートに誘った。今はそんなに緊張していないが、レイチェルが来たら…そしてレイチェルに告白する時が来たら俺はどうなっちまうんだ…!?ああ~くそ…!ちょっとだけ時間が止まってくれないかな…! ってヤバ!レイチェルが見えた!あーっ!なんて可愛らしい格好なんだ…!ジーンズミニスカにウェスタンブーツ…!上は白いタンクトップに赤いチェック柄の上着…!テンガロンハット!?ヤバすぎる!あんなのアリかよ!?可愛すぎる…!似合い過ぎるだろあれ!あっ!俺に気付いて満面の笑みで小走りで来た!揺れてる揺れてる…!あっ!てめぇコラ!そこの通行人B!見てんじゃねえ!あのスイカは俺のだ! 「ハーイ♪ユウトさン!」 「や、やあ!レイチェル!」 「Wao!ユウトサン!素敵デス♪」 「い、いやぁ…!はは…!ありがとう…!レイチェルもかわいいよ!」 「あ、ありガトウデス…!」 もうダメ…可愛すぎて直視できない…! 「Aha?」 「ア、アウ…ブ…」 平常心だ!柏木勇斗! 「じゃ…じゃあまずご飯食べない?」 「Oh♪サンセーデス!ワタシお腹ハングリーネ!」 よし!掴みはOKだ!ここで志帆&俺が立てたデートプランを紹介しよう。 11時「待ち合わせ、昼食」 12時「映画を見る」 15時「ショッピング、カフェへ」 17時「桜並木公園へ」 18時「桜並木公園のレストランで夕飯」 20時から「勝負!」 これが今日のデートプランだ!志帆いわく、桜並木公園には絶対20時に行きなさいとの事。何があるのでしょうねぇ!気になりますねぇ!では行きましょうか。
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