愚かな片割れ達

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「それじゃあ、死んでください」 少女は袖から細い金属性の物体を取り出した。それを慣れた手つきで展開し、腕を大きく振りかぶる。 月光に反射する白い刃。俺がそれをナイフだと認識したときには、全てが終わっていた。
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