愚かな片割れ達
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外はとても寒い。吐く息は白く、ゆっくりと空気に溶け込んでいく。 足を止め、空を見上げるが、雪が降って来る気配は無い。そもそも雲一つ無いのだ。 「ちぇっ」 俺はホワイトクリスマスと言うものに憧れを持っているのだ。そんな俺を嘲笑うかのように、空に浮かぶ月が怪しく光っていた。 俺は月を睨み付け、被っているニット帽を深くかぶり、ダウンのポケットに手を突っ込んで再び歩き始める。
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