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祥子が見ている中立ち上がり、机に閉まっていたとあるものを探す。
取り出したのは綺麗にラッピングしたクリスマスプレゼント。それを祥子に渡した。
「これは?」
お前のプレゼントは今回はいらない。だから貰っとけよ。いつもは祥子とプレゼント交換していたから用意していたプレゼント。
「なんで……?」
ぶっちゃけ……来れないって分かってたのに、なんとなく買ってしまった。いつもの習慣というか、もしかしたらこいつが家に来るんじゃないかと期待してかもしれない。
「私……用意してないよ?みっちゃんのクリスマスプレゼントはあげられないし」
確かにそんなのは貰えない。祥子のプレゼントはみっちゃんに譲るさ。まあ……クリスマスプレゼントはみっちゃんに貰ったからいいよとつい口に出してしまった。
「何それ!?私の知らない内にみっちゃんと何してたの!?あっきゅんの変態!」
プレゼントをあげたのに何故か憤慨する祥子。何故変態呼ばわりなんだよ。携帯ちゃんを憤慨している祥子に向ける。カシャッという音がした。祥子サンタの写メ二枚目いただきました。
「やだやだやだ!止めて!恥ずかしいから写メはダメ!」
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