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土方「近藤さん。
これから斬るかもしれねぇ小娘なんかに名乗って、どうすんだよ」
近藤「むっ。そうか?
だが…どうにも間者には見えんしなぁ…」
?「私もです。
間者にしては、彼女は幼すぎます…。
私は、山南敬助と申します」
山南と名乗った彼は、私に対して目を細めながら頷き始める。
山南「皆さんは…どうお考えで?
彼女は、間者ではない。
それで宜しいですか?」
沖田「僕は、近藤さんに任せますね。
新八さんや佐之さん、平助くんは?」
?「俺も間者には、見えないと思うぞ?
俺は、原田佐之助。
この馬鹿っぽい奴は、永倉新八。
このちっせぇのは、藤堂平助だ」
永倉・藤堂「その説明の仕方、酷くね!?」
原田さんは、周りの幹部さんを紹介してくれて、適当に二人をあしらっていた。
それが何故だか、微笑ましい光景で目が離せないでいた。
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