゚+新選組+゚

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音を出さないように、そろりそろり…と歩を進めていた……はず。 ?「あんたか…。 副長が言っていたのは」 後ろから肩を掴まれ、動けなくなってしまった私に、静かに話しかける人物。 心春「あ…、えっと…副長とは…?」 焦っているのがバレないよう、冷静さを保とうとするが…冷や汗だらだら。 ?「副長…土方歳三と言えばわかるか?」 心春「あ…… 土方さん…の言っていた斎藤…さん?」 斎藤「あぁ。あんたを迎えにきた」 心春「あはは…っ。 そ、そうですよね」 斎藤「幹部は、みな、集まっている。 あんたの処分を決める」 心春「は、はい…(汗」 捕まってしまえば、終わり。 このまま、着いていかなければ…今ここで斬られるかもしれない…。 私は、素直についていくしかなかった…。
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