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ジョン「…。ただ…恋仲だったなら、慶乃さんをお姫さまとして、戦に出させるのは、不安じゃなかったのかなって…。」
鑪「いやいや…だから何故、現在(いま)になって?」
ジョン「慶乃さん…お姫さまの代役…断らなかった…。お姫さまじゃないって…よく石投げられてた…。でも…最後まで…断らなかった…。」
鑪「…そうだったね。」
ジョン「でも…慶乃さん…すごく泣き虫…。でも…石投げられても、文句言われても…泣かなかった…。」
鑪「まぁ…そうゆう人だったね…。」
ジョン「悲しい…。」
鑪「…。」
ジョン「私…ペリーサンに大切にされた。…敵になって、私…の組で戦う、決めた。…慶乃さん…蘊英仁が連れて来た…。慶乃さん、蘊英仁に育てられた。」
鑪「慶乃が、蘊英に大切にされて…。蘊英を大切に思ってたかどうか?」
ジョン「そう!それ!…もしそうなら…美筝さん、また辛い…。」
鑪「慶乃は…俺にとって、すごく大切な女だったよ。俺への想いが、慶乃を、の組に留まらせてるのかって、思った事もあった。ただ慶乃は…多分、組長とすず姫様の恋路を、邪魔させたくなかったんじゃない?」
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