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鑪「…。…あれ?」
鑪は少し考えて、不思議そうな表情を浮かべる。
ジョン「どうしたの?」
鑪「え?…うん…何か、気になるんだけど…。何だか解らない…。」
ジョン「それじゃあ、私が気になる。」
鑪「…うん。何だろう?」
ジョン「あっ!」
ジョンはハッとして、声を上げた。
鑪「い?」
ジョン「鑪サン、御力感じる…誰かいる…探そう!」
鑪「…。あ、本当だ。」
鑪は辺りを見回した。
ジョン「これは…“和”?“律”?」
ジョンは、意識を集中しようとしている。
鑪「…あれ?…解らなくなった…。」
ジョン「消えた…。」
ジョンは、眉をしかめる。
鑪「向こうが気付いて…気配を消したのかな?」
ジョン「そんなの知らない。」
鑪「…。とりあえず、道場探して、この事は哀さんに報告しよう…。」
ジョン「…私、お腹すいた…。」
鑪「また、それかよッ!」
ジョン「私、キノコ嫌い!」
鑪「何も言ってないからッ!」
前世において、の組最高戦力と呼ばれた二人の会話は、延々と続いた。
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