第十四章~捜せ!戦の達人!

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鑪「…。…あれ?」 鑪は少し考えて、不思議そうな表情を浮かべる。 ジョン「どうしたの?」 鑪「え?…うん…何か、気になるんだけど…。何だか解らない…。」 ジョン「それじゃあ、私が気になる。」 鑪「…うん。何だろう?」 ジョン「あっ!」 ジョンはハッとして、声を上げた。 鑪「い?」 ジョン「鑪サン、御力感じる…誰かいる…探そう!」 鑪「…。あ、本当だ。」 鑪は辺りを見回した。 ジョン「これは…“和”?“律”?」 ジョンは、意識を集中しようとしている。 鑪「…あれ?…解らなくなった…。」 ジョン「消えた…。」 ジョンは、眉をしかめる。 鑪「向こうが気付いて…気配を消したのかな?」 ジョン「そんなの知らない。」 鑪「…。とりあえず、道場探して、この事は哀さんに報告しよう…。」 ジョン「…私、お腹すいた…。」 鑪「また、それかよッ!」 ジョン「私、キノコ嫌い!」 鑪「何も言ってないからッ!」 前世において、の組最高戦力と呼ばれた二人の会話は、延々と続いた。
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