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鑪「冷静…何か、いい感じだね♪」
嬉しそうに納得する鑪。
ジョン「私はッ?私は何色ッ?」
ジョンは嬉々として、哀に尋ねた。
哀「うん。ジョン君は、緑とかでいいんじゃない?」
指名権が自分にある事に、さすがに戸惑った哀は、多少面倒臭くなったのか、適当に答えた。
ジョン「oh!私、グリーン♪」
ジョンは、そんな哀の様子など気に留める事もなく、更に目を輝かせた。
哀「焔の如く、熱き魂を胸に、いざ燃え盛らん!…†の組†戦隊!赤ッ!」
美筝「…。色香にて惑わす男、数知れず!甘い誘惑、厳しい仕置き!…†の組†戦隊!桃ッ!」
鑪「静かなるさざ波、時には大津波!蒼い衝撃、天越えるッ!…†の組†戦隊!青ッ!」
哀に続くように、美筝、鑪が決め台詞を並べ、一斉にジョンを見た。
ジョン「え?…えっと…グリーンは、自然の色!地球に優しい、グリーン登場!」
哀「駄目、駄目!ジョン君、やり直しだよ。」
突然振った割に、上手く行きかけていたので、哀はジョンにダメ出しをした。
鑪「せめて、“†の組†戦隊”を入れて欲しかったなぁ…。」
鑪は、ニヤニヤと笑いながら言った。
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