第十四章~捜せ!戦の達人!

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鑪「冷静…何か、いい感じだね♪」 嬉しそうに納得する鑪。 ジョン「私はッ?私は何色ッ?」 ジョンは嬉々として、哀に尋ねた。 哀「うん。ジョン君は、緑とかでいいんじゃない?」 指名権が自分にある事に、さすがに戸惑った哀は、多少面倒臭くなったのか、適当に答えた。 ジョン「oh!私、グリーン♪」 ジョンは、そんな哀の様子など気に留める事もなく、更に目を輝かせた。 哀「焔の如く、熱き魂を胸に、いざ燃え盛らん!…†の組†戦隊!赤ッ!」 美筝「…。色香にて惑わす男、数知れず!甘い誘惑、厳しい仕置き!…†の組†戦隊!桃ッ!」 鑪「静かなるさざ波、時には大津波!蒼い衝撃、天越えるッ!…†の組†戦隊!青ッ!」 哀に続くように、美筝、鑪が決め台詞を並べ、一斉にジョンを見た。 ジョン「え?…えっと…グリーンは、自然の色!地球に優しい、グリーン登場!」 哀「駄目、駄目!ジョン君、やり直しだよ。」 突然振った割に、上手く行きかけていたので、哀はジョンにダメ出しをした。 鑪「せめて、“†の組†戦隊”を入れて欲しかったなぁ…。」 鑪は、ニヤニヤと笑いながら言った。
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