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永昌「楽しいですね。」
司「やっぱり組長がいると、明るくなりますね♪」
八兵衛「…組長ぉ。」
大はしゃぎする哀に、八兵衛は半泣きになりながら、声を掛けた。
りん「…満足した?」
哀の悪ふざけに慣れているりんは、余裕綽々に言った。
哀「…え?何か…りんちゃん、寛大になった?」
いつもなら、真っ先にどつかれるはずだと、哀は思った。
りん「…何が?」
眉をしかめるりん。
哀「あれ?ご機嫌ナナメ?」
りん「…別に。」
哀「あ!分かった!りんちゃんも、†の組†戦隊に入りたいんだね?」
りん「…。」
哀「だったら、りんちゃんは特別に白とかどう?俺の赤と対で、紅白ッ!…かなりおめでたいよ♪」
りん「…。」
哀「…あれ?」
無表情なりんを、覗き込む哀。
りん「…まったく。…哀さんは、相変わらずね。」
哀を見つめ返し、フワッと笑うりん。
哀「アハハ…そうかなぁ?」
真っ直ぐなりんの目を、素直に見つめ返せず、哀は笑って誤魔化した。
鑪「で。これからどうする?また別行動?」
哀とりんを尻目に、鑪は本題を切り出した。
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