異世界征途手帳

プロローグ

少し想像してみてほしい。

課題をするために机に向かって手を動かしている時だ。

急に睡魔が襲ってきて少しベッドに横になったら朝まで寝過ごし日差しで目をさました。

こんなよくあるような、小さな出来事。ちょっとした失敗談。

そんな感じでいつもの様に次の日を迎えるはずだった。

それが何故か今手足を十字架に貼りつけられ、しかも…

「おい！貴様は何者だ！」

などと問い質されている。

全く

ど う し て こ う な っ た 。