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(しかし、おれは持ってない。どうゆうことだ?魔法が使えないことが関連してるのか?)
「魔剣なんておれはもってないぞ」
「ふん。しらをきるならいいわ。いやでも出させてあげる。そのために接触したんだから」
そう言って、ベリルはピアス(いままでは髪に隠れていたからわからなかった)に軽く触れた。
するとベリルの手にどこからともなく、火の粉が集まり、次第に棒状になる。
ギュッと火の棒を握り、勢いよく振る。
そこから西洋風の紅い大剣が表れた。
「どう?私の魔剣、『炎剣レーヴァティン』少しは戦う気になった?」
「いやまったくないね…」
背筋に冷たいものが流れるのが分かる。鼓動が速くなる。ヤバイ、目がマジだ。
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