1人が本棚に入れています
本棚に追加
「見つけたわよ!!覚悟!!」
ヤベッ。もう見つかった。
気が付くともうベリルは目の前にいた。よくみると、眼帯をしていない右目には若干赤くなり、涙のあとがあった。さすがに泣かれると、多少の罪悪感がうまれる。
「はっ!!」
短い声と共に斬りつけてくる。
間一髪かわせた。
しまった、かわしかたを間違った。行き止まり。
まさに絶体絶命。
よけれない…どうする。
頭上から剣が振り下ろされる。
危ない――
最初のコメントを投稿しよう!