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オレの名は不知火 蓮次(しらぬい れんじ)高校2年生だ。
オレが通う神山(しんざん)市立神山中央高校は、魔法とやらの研究に踏み出した国がモデル校にしたそうだ。
そのせいで、在校生のほとんどが魔法を使えるとか。
「ようよう、連次ィ今日も仲良く彼女ちゃんと登校かぁ?」
たしかこいつは、牛島 武(うしじま たける)なにかとオレに突っかかってくる。しかし、手はだしてこないが…
「2年になっても魔法が使えないなんて、お前ぐらいなもんだぜ。本当、ランク外のおまえとAランクの優花ちゃんじゃつりあわねーな。」
口が立つ分めんどくさいやつだ。
この高校にはランクがあり、F~A、Sがある
ちなみに、牛島はDランク。
「///…彼女」
「うるせぇ…それに優花は彼女じゃない…。いくぞ、優花。」
そう、オレは2年生になっても魔法を使えない、この学校唯一の生徒だ。他にも理由はあるが、ランクも付けてもらえない。
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