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誠side
あれから、一回部屋に戻り普段着に着替え庭に足を運ぶことにした
自分を訪ねて来る人なんて…
誰が居るんだろう…
親戚の人や学校の人を頭に浮かべてみたけど思いつく人が出て来なかった…
ま、とりあえず行ってみるか…
そー思いながら庭に足を向けた…
「あ!マコト兄ちゃんだ」
「あ!ほんとうだ」
「おかえりぃ」
庭に行くと男の人が居たが子供達に声をかけられ視線をそっちに移した
うれしそうに声をかけてくれる
さすが腕白な遊び盛り…
「ただいま!
あーぁ…泥だらけだよ…
ほら、もうすぐ晩御飯だから着替えて手を洗ってきな」
と声をかけると「ハーイ」と言ってぞろぞろと施設の中に入っていった…
「元気が良いなぁ…」
クスっと笑いながら見送り再び視線を男の人に移した
あ!先輩…
「何で!?」少し驚いてしまったが傘を手にしていた為
あ!なるほど…
と納得できた
とりあえず、失礼のないようにと会釈をした…
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