松本光司『クーデタークラブ』

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【レビュー】 『彼岸島』がかなりだるい感じに続いてる松本光司だけど、この作品はきっちり、ちょうどいい長さでまとまってます。   この作品は松本光司は殺し合いの緊迫感と心理描写に長けているのがよくわかります。 対決シーンが本当に怖いです。   彼岸島も最初はこの緊迫感があったけど今やバイオハザードに成り下がった感じが残念です。   あと、主人公が変態というのも素敵です。 「お前、変態のくせに勝てるのか?」という気持ちが湧きます。   この頃のヤングマガジンの隠れた代表作です。   アジカンの歌詞で「心の中に革命を」っていうのがあるけど、完全にこのマンガから取ってると思う。
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