黒田硫黄『大王』

2/3

19人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
黒田硫黄   マンガのジャンルのひとつに黒田硫黄はある、というが、黒田硫黄はそれくらい真似のできない漫画家だと思う。 朝日新聞に載ってた黒田硫黄評が面白かったが内容は忘れた。 台詞の引き算がめちゃめちゃうまいです。不要な一切を排除して端的な台詞まわしをします。 また筆で描くことが多いのが特徴です。松本大洋を高い音質というなら、低音質な絵という感じ。やわらかいです。 文化庁メディア芸術賞とった『セクシーボイスアンドロボ』(ドラマ化した奴を殺したい)や映画化した『アンダルシアの夏』(これも原作を越えた感じはしない)が有名。 『大王』は初期短編集。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加