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「そろそろ、みんな集まってるよ」
「あ、本当だ」
知らない人たちが、次から次へと門を潜って来る。
「坂井くーん!」
「ちょっと待ってー!…じゃあ、行くね」
「…あ」
……。
名前、聞き忘れた。
2年?3年かな。
彼のことを、もっと知っておけば良かったと後悔した。
ただわかるのは、『坂井くん』
今日から私と坂井くんの、奇妙な生活が始まるのだった。
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