『仁義』と『神威』

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仁の右ストレートが仙石の顔に当たる、しかし仙石は動じない そのまま仙石のミドルキックが仁にモロに命中した 仙石は体がでかい、その分力も強く、リーチも長かった 仁が仙石の懐に潜り込む、ローキック、鳩尾を殴る、頭が下がったところに膝を入れた、しかし仙石にはあまり効いてる様子はない 「お前よう、何考えてんのか知らねぇけどよ。そんな迷いのある拳じゃ死んでも俺に勝てねぇ!!」 「知った口聞いてんじゃねぇデカ物が!!」 仁は迷っていた、だがこの強敵との殴り合いの中で仁は確かな物を掴んでいってる気がしていた 仙石のミドルキックがまたモロに命中した、仁が倒れ込む 「終わったか……」 そう言い、仙石は仁に背を向け去ろうとする だがすさまじい殺気を感じ仙石は振り返る 仁が立ち上がっていた、その顔は、笑っていた。 仁が殴りかかり、仙石も応戦する 仁のローキック、ローキック、右ストレート、ボディブロー、ミドルキック。凄まじい連続攻撃だった そして最後仁の拳が仙石の顔に命中しついに仙石は倒れた
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