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その日の午後
仁は学校内をぶらぶらしていた
すると向こうから5人ほど男がやってきた
「おい!お前昨日神谷さんに喧嘩売ったらしいな?」
仁は校章を見る、緑…二年だった。
「文句あんのかよ」
「あるに決まってんだっ、ぶっ」
一人の男が言葉の途中で吹っ飛んだ
ぶっ飛ばしたのは仁ではなかった
「上級生がよってたかって下級生イジメてんなよ、ダセェ」
そう言い男はあっと言う間に五人を気絶させた
「おい、大丈夫だったか『結城 仁』」
「誰だお前」
「俺は氷室『氷室大我』よろしくな、仁」
『こいつが氷室!』仁はいきなりの登場に驚いていた
「ホントにいたんだな…ってか呼び捨てにすんじゃねぇよ」
「助けてやったんだからケチケチすんな」
氷室は笑いながら言った
これが仁と氷室の最初の出会いだった…
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