『仁義』と『神威』

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たどり着いた場所… そこは牛丼屋だった 「おい、タイマンじゃねぇのか」 仁が聞く 「いや、いっしょに飯食うやついなかったから探してたらお前が目に入った、それだけ」 仁は気が抜けた、と同時に疑問が湧いた 「俺のことなんで知ってる」 「あぁ、俺入学式見てたし。【仁義】メンバーもみんなお前の顔知ってるし。ってか皇国の生徒はほとんどお前のこと知ってるよ」 「有名人じゃん」 「まぁそういうこった」 二人は牛丼にがっついていた 「俺はお前が気に入ったんだ、神谷さんに喧嘩売った上に一発入れるたぁ並みじゃねぇ」 火野は続ける 「まぁ、これからよろしく頼むぜ、仁。あ、あと俺金持ってねーから支払いよろしく」 「おい、マジかてめ、ちょっ、待てよおい!!」 火野はダッシュで去って行き、もう見えなくなっていた 『逃げ足早すぎんだろ!』 なんなんだあいつはと思い、渋々仁は牛丼代を払ってその場を後にした
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