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体育館に入る古河と仁
二人の役目は二階から体育館を見渡し、恒例のあいさつをする火野に危害が及ぶようならその危害を加えるやつらをぶっ飛ばすのが二人の役目だった
実は去年は鬼と火野がこの役目だったのだが仁が神谷に向かっていったときは火野がおもしろそうという理由で仁を止めなかった
「今年も騒がしいな」
「乱闘起こってないだけマシなんじゃねぇか、今年はあんま骨のあるやつはいねぇのかもしんねぇな」
仁と古河が一年生を見下ろして言う
すると火野が壇上へ上がっていく
火野の首からは赤の四天王のネックレスがつけられていた
火野が壇上へ上がると一年が静かになる
そして火野が話を始める
「新入生諸君、入学おめでとう。
今年はえらく大人しいみたいだな…去年なんて酷かったけどな。
さて、自己紹介が遅れたな
俺は【仁義】頭、火野だ。
まぁ簡単に言うとこの学校の頭だ。
よろしくな。
俺たち【仁義】に用があるやつは屋上に来い、歓迎するぜ。
そんじゃ俺からの話は以上だ。」
そう火野が言い、壇上から去ろうとした瞬間、一年の中の一人が火野を呼び止めた
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