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「おいちょい待てや」
一人の坊主頭の一年はそう言うと立ち上がる
「どうかしたか?」
火野がにやっと笑って聞く
「お前をここでぶっ飛ばしたら俺がここのテッペンか?」
一年がニヤリと笑って言う
「まぁ、そうだな。倒せたらな」
火野がそう言う
「おい、止めるぞ」
古河が仁に言い、一階へ向かおうとするが仁が古河の肩をつかんで止める
「待て、俺らが行くまでもねぇ」
仁がそう言い、古河は火野たちを見るとすでに一年が火野に拳を振るっていた
しかしその拳は火野の目の前で止められた、止めたのは火野ではなかった
「見に来たのか?仙石」
「あぶなかっかしいですよ、ってか俺がいたの知ってたでしょ。せめてよけてください」
一年の拳を止めたのは現【仁義】副頭の仙石だった
「おい、邪魔すんなよてめぇ」
一年が言う
「お前が火野さんに挑むのはまだ早えよ」
そう仙石は言うと一年にミドルキックを放った
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