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「さて、雑談はそれくらいにしとけよ。
まだ始業式が残ってるからな。一応またあいさつには行くが…江藤、お前俺と一緒に来い。
他のやつは普通に始業式出ろ。
以上、解散。
あとお前ら今日から一年共はさっそく自分のクラスしめようと争い出すから目光らしとけ」
そう言うと火野は江藤を連れて始業式へ向かった
そして、始業式はなにごともなく終わり
仁は一人校内をぶらぶらしていた
すると前から校長が歩いてきた
校長は六十は過ぎてるであろう老人であるが年齢は誰も知らず噂では戦後から容姿が変わってないという話もあった
「やぁ、結城 仁君」
「あ、俺の名前知ってるんだな」
仁が言う
「そりゃもちろん、君の親父さんもここの生徒だったしね」
校長が優しく微笑んで言う
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