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その頃一年A組では一つの闘いが終わろうとしていた
教室の真ん中では二人の男ボロボロで向かい合っている
一人はA組の頭、戸田。もう一人はB組の頭となった相田だった
「おい戸田、さっさと認めろ、俺につけよ。」
相田が戸田を見て言う
「ほざけ、俺に勝ってから言いやがれ…」
戸田が相田を睨みつけて言う
そして戸田が踏み込む、右拳を相田の腹に入れる
だがその瞬間戸田の体が崩れ落ちる
相田が戸田にカウンターを放っていた
「これで、A.Bは俺のもんだ…」
相田はそう言い、ふらふらと教室を出て行った
戸田の舎弟が戸田に駆け寄る
「大丈夫っすか!?戸田さん!」
「相田…あいつはなんもわかっちゃいねぇ…」
戸田は相田が出て行った扉を見つめつぶやいた
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