新たなる出会い

12/18
前へ
/261ページ
次へ
その頃一年A組では一つの闘いが終わろうとしていた 教室の真ん中では二人の男ボロボロで向かい合っている 一人はA組の頭、戸田。もう一人はB組の頭となった相田だった 「おい戸田、さっさと認めろ、俺につけよ。」 相田が戸田を見て言う 「ほざけ、俺に勝ってから言いやがれ…」 戸田が相田を睨みつけて言う そして戸田が踏み込む、右拳を相田の腹に入れる だがその瞬間戸田の体が崩れ落ちる 相田が戸田にカウンターを放っていた 「これで、A.Bは俺のもんだ…」 相田はそう言い、ふらふらと教室を出て行った 戸田の舎弟が戸田に駆け寄る 「大丈夫っすか!?戸田さん!」 「相田…あいつはなんもわかっちゃいねぇ…」 戸田は相田が出て行った扉を見つめつぶやいた
/261ページ

最初のコメントを投稿しよう!

73人が本棚に入れています
本棚に追加