新たなる出会い

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時はその日の朝にさかのぼる 相田は体育館である男たちを待っていた 体育館の扉が開く 「遅かったな、阿部、北野。」 相田が待っていたのは一年トップ候補阿部、北野だった 「お前らもうわかってると思うが…一年トップ候補はあとここの三人だけだ、さぁやろうぜ…一年トップを決めようじゃねぇか」 相田が言う 「下らねぇ」 阿部が言う 「何だと?」 相田が阿部を睨む 「お前、自分の拳一つでなんでも従えられると思ってんだろ 甘ぇんだよ、お前にゃ大事なもんが欠けてんだ、お前の拳じゃ人はなびかねぇ」 阿部がそう言う 「うるせぇ!!」 相田が阿部に殴りかかろうとした すると体育館の扉が再び開けられた
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