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仙石が聞く
「あ、そうそう。皆さん知ってると思うんですけど俺一年のトップとっちまったんですよ。それでですね
俺は皆さんと争う気はないって伝えに来たんです」
その言葉に仙石は驚く
「お前、俺たちに挑まねぇのか?」
仁が聞く
「はい、できれば自由に暮らしたいだけっていうか…」
「そいつは厳しいだろうな」
火野が言う
「お前は一年のトップをとっちまったんだ、とっちまった以上いろんな奴から狙われることになる。そんな中勝手にやるってのは許されねぇ」
「やっぱそうですよね」
瀬川がうなだれる
「だが、そうだな。ある男に勝てたら皇国内でお前を狙うのを禁止にしてやらないこともない」
火野がそう言うと瀬川の目が光る
「誰っすか?」
「二年、虎の学ランを持った男、藤だ。そいつに勝てたらどうにかしてやるよ」
火野がそう言うと瀬川は元気よく屋上を去っていった
「どういうつもりっすか?」
仁が火野を見て言う
「いやなに、そっちの方がおもしろそうだ」
そう言う火野を見て仁と仙石て間宮は大きなため息をついた
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