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仁と古河、仙石はファミレスにいた
「今ごろ火野さんは相田に教育中だな」
仁が笑う
「その言い方なんかやめろ、まぁでも火野さん自ら行っちまうんだもんな」
仙石が苦笑いで言う
「まぁあの人なりに思うとこがあったんでしょ、それより藤も今ごろ瀬川に挑まれてんじゃねぇかな」
古河が言う
「にしても瀬川ってのは何者なんだ?相田ってのも弱いわけじゃなかったんだろ?」
仁がタバコを吸いながら言う
「それなら俺が調べた、瀬川は黒川中出身で中学でも一番強かったらしいんだが自由気ままに過ごしてたそうだ。強いやつ、おもしろいことは好きだがテッペンには興味がないらしい」
古河が言う
「陽華の連中みたいなタイプだな」
仙石が言う
「本人は陽華に行きたかったらしいが受験する学校をうっかり間違えたらしい」
古河が言う
「本当のアホだな」
仁が笑って言った
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