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仁と江藤はなんとか逃げ切り、仁が仙石とタイマンをした夕陽がキレイに見える公園、夕陽公園まで来ていた
「悪ぃな…江藤、助かったぜ…」
仁が江藤に言う
「あぁ。ところでお前あんなとこで何してたんだ?」
「俺は火野さんに頼まれた仕事で反乱分子を消しに行ってよ、そいつらボコって一服してたら急に囲まれてよ、お前はところで何してたんだよ?」
「俺は買い出しだ、あっこの近くのスーパーが安いから行ってたらよ、倉庫から変な音が聞こえてきて覗いたらお前が囲まれてたんだ、まったく焦るぜ」
江藤がため息をついて言う
「ってかあいつら誰なんだ?反乱分子と繋がってたってやつららしいしよ」
「あいつらは【魔悶】だ、まぁ主に親父狩りとかカツアゲとかしまくってるクズ共だ
あいつら…俺らに仕掛けてくるかもしれねぇぞ……」
「そうだな…やっちまったもんな」
仁が苦笑いで言う
「とにかく明日火野さんに報告しとかねぇとな…急がねぇと…あいつら攻めてくるぜ」
江藤が苦い顔で言った
この江藤の予想は残念ながら当たることとなる
しかし江藤の予想を越え、【魔悶】はその日のうちに行動を開始したのである
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