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倒れた仙石に、仁は手を差し伸べた
「おい、やるなデカ物、楽しかったぜ。お前のおかげで大事なことが見つかった」
「誰がデカ物だ、俺の名は、『仙石 晃次』だ」
そんな二人を見ていた男がいた、古河である、心配した古河が仁の様子を見にきたのだった
「心配させやがって、まぁにしても仁が仙石さんとねぇ」
そう言い古河はニヤっと笑った
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仁は仙石との対決から一週間後、火野の病院にいた
ドアをノックする、どうぞ、と声が聞こえた
「失礼します」
「おぉ仁!よく来たな、フルーツ食うか?」
「いや、いらねぇ。今日はあんたに『答』をつげに来た」
火野は真剣な顔つきになる
「俺は、【仁義】にも【神威】にも入らねぇ!そんでもって2つとも潰して俺がテッペンを取る!」
「んで手始めに俺は【仁義】に宣戦布告する!!
火野が口を開いた
「そっか、俺は薄々そんな気がしてたよ、まぁ神谷さんにボコられて終いだろ」
「うるせぇ、ぜってぇ吠え面かかしてやる」
仁は笑っていた
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後日、同じことをバッタリ会った氷室にも伝えた
氷室は残念そうにし
「それ相応の覚悟はしとけよ、仁」
とだけ言った
仁が見つけた『答』それは『自分らしく生きる』ということだった、2つの大組織の狭間で仁はそれを失っていたが、仙石との対決でそれを思い出したのだ
そしてこれから激動の皇国内戦争が勃発する…
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