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仁と仙石が戦ったとき、仙石も実は悩んでいた、クラスをまとめ、順調ではあったが。入学式で見た神谷を見て『勝てない』と感じ、上に挑むことができないでいた
仁は仙石との戦いで何かを見つけたが仙石もまた仁にぶん殴られて何かが自分の中で変わっていた
「お前を壊す」
そう言った仙石はすさまじい覇気を放っていた
「いい面構えだ」
鬼が不敵に笑う
仙石が殴りかかる、鬼はそれを受ける、そして鬼も拳を放つ、仙石もそれを受ける
殴り合いが続き、二人はすでにボロボロだった
仙石が渾身のミドルキックを放つ、しかし鬼は紙一重避ける
そして鬼のアッパーが仙石に炸裂した
仙石の巨体が吹っ飛ぶ
勝負が決まった
そう鬼は思う
しかし仙石は立ち上がる
「なぜ立つ?寝とけばいいだろう、お前はもう動けないはずだろ」
「……には…」
「結城には……借りがある。…俺は結城を頂上に連れて行く、皇国のじゃねぇぞ。街のテッペンだ…」
「そうか…大した奴だ、しっかりトドメさしてやる」
鬼はそう言うと振りかぶり全力で仙石を殴った
仙石は完璧に意識を失い、勝負は決まった。
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