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神谷はハイキックをかます
しかし仁はそれを止めた
「同じ手は通じねぇぞ」
そう言い、仁が攻める
右フック、神谷は避ける。続けてミドルキック、これも防ぐ。そして正拳突き、これでさえ片手で止められた
仁はそのまま腕を取られ、一本背負いをされた
一瞬仁の息が止まる、その隙に腹に膝が落ちてくる。
膝が腹に食い込み、肋が折れる音がした
容赦ない攻撃
神谷の目は先ほどとはまったく違った鋭い獣のような目をしていた
仁が立ち上がる
神谷は口を開いた
「ホントは最初の一撃で終わりたかった、だが終わらなかった以上俺はマジでお前をぶっ飛ばす」
「ほざけ、ぶっ飛されんのはてめぇだ!」
仁が言う、肋が痛む、しかし仁は神谷に向かって行く
神谷がハイキックを放つ、紙一重交わす。そして隙ができたところに鳩尾に肘を入れた。神谷の嗚咽が漏れる、その隙に右ストレートを放つが肋が痛む、しかし仁は振り切った。神谷の顔が揺れる
そしてもう一度右ストレートを打ちに行くと右のカウンターを合わせられた
仁の口はキレ、血がかなり出ていた
しかし仁は気にせず向かって行く
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