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数日がたち、仁たち4人の【仁義】入りの件は瞬く間に学校中に広まった
ある日の放課後、神谷は一人で下校していた
するといきなりドンと後ろから何かで殴られた
神谷が後ろを振り向く、すると角材や鉄パイプ、バットなどを持った男たちがぞろぞろと歩いてきた、そして反対側からもぞろぞろと男たちが歩いてきた
そして完全に神谷は囲まれた
『二十、三十…いや、もっとか…?』
とにかくかなりの人間に囲まれていた
するとその中から一人の男が人をかき分け出てきた
「よぉ、神谷。」
男は氷室だった
「氷室、てめぇ……」
神谷は頭から血を流していた
「てめぇ、戦争を起こす気か?」
神谷が言う
「そろそろ、目障りなんでな。【仁義】は俺たちが潰す。戦争になるとお前は邪魔だからな、終わるまで寝とけ」
氷室がいい放つ、そして大群が神谷に襲いかかった
そしてしばらく【神威】と神谷の戦闘が続く
二十人ほどをぶっ飛ばした神谷だったが先日の仁とのタイマンの傷が癒えておらず、ついに倒れた
氷室が倒れている神谷に近づく
「神谷……おい、誰かこいつ病院の前に置いてこい」
そう言うと【神威】のメンバーが神谷を連れて行った
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