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勿論、俺に行く宛は無いけどこんなところには居られへん。
俺は心の何処かで、あの夢でみた空間を探しているから。
独りになれるあの真っ暗な部屋を……
そんな事を考えながら俺は、ベッドも部屋も飛び出した
「あ!あかんよ!待って!!」
と、部屋を飛び出してみたものの、行き止まり……
「ちょっと!あかんって!」
…構うな、俺に。
「…………うな。」
「え?何?」
だから…
「………俺に……構うな。」
「そんなん出来へん。倒れてた人に何もせえへん訳に行かへんやろ。」
「そうや。お腹、空いてない?下にみんなおるか…「構うな!!!!」
相手の言葉を遮る様に大声で叫び、相手を睨み付けた。
眉間に皺を寄せてJOHNNYを睨み付けているその曇りの無い澄みきった綺麗な漆黒の瞳の奥にはには殺意までもがあった。
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