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家を出てどのくらい時間が経ったかは分からない 毎日さ迷い歩き、行く宛てもなく、気が付けば知らない街… 目を開けると、見慣れない天井。 俺はベッドの上に居た。 「あ!やっと目覚めた?」 ………は? 「俺は、JOHNNY。君は?」 「…………」 何やねん、こいつ。 俺はベッドを降りようとした。 「あかんよ!もうちょっと休んでて。」 何で… 「俺、……」 とっさに口から言葉が漏れた 「ああ。この前、前の通りで倒れてたから運んだの。もう2週間も眠っててんで?」 2…週間……?そんなに…? そう言えば、俺はここ数日夢を見ていた。  
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