第1話[神崎 仁]

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春の香りが漂う 今日この頃の朝07時。 日射しが眩しく 吹く風はポカポカとして 気持ちいい朝。 日本庭園が広がる庭に 木の香る屋敷。 一般人が見たら 「ナッ・・ナンジャコリャ!!」 と驚くほどだだっ広い そんな屋敷の 門に掛けられた看板 [神崎組・本家] そう・・・ここは この世界の極道・マフィア などの組織の トップに存在する組織 神崎組の本家である。 そんな屋敷の一室に眠る 綺麗な顔立ちをした 銀髪の美少年。 彼こそがこの物語の 主人公!! 神崎 仁である。 ヤブ「若頭!!朝ですぜ!!起きてください!!] 小藪 慎二 [コヤブ シンジ] 仁を幼少の頃から 面倒見てる 仁の付き人である。 仁[ん・・・おっ、ヤブ・・おはよ・・そしておやす「若!!寝たら駄目ですぜ!!わぁぁかぁあぁー」わ、わかったよ!!起きるから耳元で叫ぶな!!」 また寝ようとした仁に ヤブは仁の耳元で 叫び散らし 仁は渋々身体を起こす。 仁「ヤブ!!こんな朝早くに何だよ?まだ07時だぞ!」 いつも08時に起きる仁は 何時もより早く しかも 叩き起こされた事に 少々苛ついていた。 ヤブ「若頭?お言葉ですが、若の年代の皆はこの時間に起きて学校に行くのが普通ですぜ?まあ、ギルドの仕事やら組の事で学校に行ってない若には関係ありませんがね」苛立った仁の言葉を 軽くスルーして 一般論で反撃するヤブ
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