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ヤブ「若?俺からすりゃあ若はいつまでも子供ですぜ?それに、頬を膨らまして拗ねるとこなんか昔のまんま・・だからまだまだ若は子供なんすよ!!」
にぃっと笑うヤブに
対して仁は頬を萎ませる。
仁「ははっ、ヤブはいつもこれだ、準備したら行くから先に行っててよ!!」
仁はヤブの背中を押して
部屋の外へと追いやる。
バタン!!とドアを閉めた仁
廊下に出されたヤブは
ふっと息を吐く
「若・・若はまだまだ子供なんですぜ??」
とヤブは独り言を吐いて
食の間(食堂的な?)へと
向かった。
☆ここから先の進行は仁がやります☆
ったくよ!
ガキ扱い仕上がってよ
でも、ヤブはヤブなりに
俺を励まして
くれてんだよな。
昔から俺が落ち込むと
さっき見たいなやり取り
して励ましてくれてたなあ。
あんがとよ!ヤブ
さてと、準備すんかな
朝風呂に入り
タンスから着替えを取る
黒い着物に袖を通して
腰に二本の刀をさして
物の30分で準備を終えた
俺は部屋を後にして
食の間へと向かう
「「若頭!!おはようございやす」」
と食の間についた俺に
毎朝恒例の厳つい輩から
挨拶を軽く返して
皆で手を合わせた後に
朝飯を食う。
まあ、厳ついって言っても良い奴等だぜ?
仁義を大切にする
うちの組は外道が
大嫌いだからな。
ここの構成員は
そんじゃそこらの
チンピラやごろつきより
強さも優しさも全然
違うぜ?
まあ、横断歩道を
渡ろうとする婆さんの
荷物を持とうとして
警察にしょっぴかれたり
すんけどな?
まあ、俺にとっては皆
家族みたいなもんだ。
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