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幼い時から如月は美少女だった。
だから、誰からも愛されたし、ぶっちゃけ男からかなりモテた。
だが、いつの日からかそれが偽物の愛だということに如月は気づいた。
偽物の愛からしか愛されていない。
だから、冗談ではなく如月は本物の愛というのを本気で求めていた。
自分を守ってくれる、本物の愛を向けてくれる、都合の良い人を探していた。
そんな人を、如月はナイトと呼んでいる。
彼女は自分のナイトを見つけたら、売春を辞めると決めている。他の男に触れせていたこの体だって、ナイトが現ればもうナイト以外には触れさせない。つまり、ナイトにその身と心を委ねる決意なのだ。
残念ながら、今の所その相手は見つけられそうにないのだか。
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