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母なる大地、地球。
豊かな自然に、動物達と人間が共存する唯一の水の惑星だ。
しかし、その平和は遠い過去のもの。
政府がその危険性ゆえ、民の混乱を招かぬようひた隠しにしていた「魔物」の存在。
ある年を境に爆発的に増殖した魔物に、隠すこともままならず、予想通り民への被害は甚大だった。
魔物の襲撃が相次ぎ、民に否応なしに現実を突きつけた。
人々は魔物と共にどこからか
伝わってきた「魔法」を使い、対抗を試みたが、魔物の圧倒的な強さになすすべも無く散っていったのだった。
史実の一つに、魔物と魔法は
異次元世界、「魔界」から伝わってきたものとされているが、詳細は定かではない。
現在では、政府指導の下民間の軍隊、軍事会社等が数多く存在し、民の治安を守っている。
武力を持たないとした東の国、日本も魔物に対抗する為数多く軍事会社が存在する。
銃刀法違反等はもう過去のことだ。
剣や銃器、その他様々な武器が製造及び販売されている。
そんな混沌、恐怖の渦巻く時代、
これはそのうちの一つの軍隊の話を記した物語である――。
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