天翔誕生日小説

誕生日

「今日は洋食の日だからな。　フリッタータ、ポタージュスープ、パンはクロワッサンとパンオノワの二種類、サラダにデザートはブランマンジェ。
飲み物はあずま様、ムサシさんエリーさんが紅茶。　
紅茶は取り寄せたダージリンのセカンドフラッシュ。
あぁ、レオン君にはオレンジジュースかミルクを選んでもらって・・。
バットさんと元光君はコーヒーの方がお好きだからこの前ジャマイカから取り寄せたブルーマウンテンを・・」
「ちょ、まて、分かったから、もういい。んな一人一人の飲み物まで言わなくていいから！（汗）」
いつまでも続きそうな話に天翔は冷や汗を流しながら止めにかかった。
というか名前からして自分の知識範囲を超えている。
セカンドフラッシュって何だ。天翔の脳裏に閃光するコーヒーが浮かぶ。
…ぜってー飲まねぇ。
余談だが、この家では色々な人種がいるため洋食の日、和食の日、中華の日とあるのだ。